震災に備えて 上祖師谷中学校避難所運営訓練 上祖師谷地区には、烏山小、芦花小中、上祖師谷中と3か所の避難所があり、震災時は町会・自治会、PTAの方々がボランティアで避難所の運営をします。 上祖師谷中学校では、今回3年ぶりに避難所運営委員と生徒が合同で9月10日(土)に訓練を実施しました。 避難者受付や滞在スペースの設営では、感染症対策を取る新しい形で行い、コロナ前とは異なった訓練を行いました。 また、当日の訓練に参加した避難所運営委員の吉岡秀樹さんと上祖師谷中学校の毛利副校長にコメントをいただきました。 避難所運営委員として訓練に参加して  避難所運営訓練としては、令和元年度以来3年ぶりの体験となりました。 私はマンホールトイレの設営を担当しましたが、担当者は全員初めての設営で最初は戸惑いました。 中学生の皆さんからは、大人では思いもしない質問が出てびっくりしました。 来年の訓練では、今年の経験を活かしてもっと適切に中学生の皆さんに指導出来ればと思います。 救護衛生・給食物資 副責任者 吉岡 秀樹 地域とともに歩む学校 避難所運営訓練を通して 2年ぶりの開催となった避難所運営訓練は一学年全員が総合的な学習時間の授業として参加しました。 地域の皆様と発災の時と場所の想定を行いながら、安全に関する対応力と意識を高めていくために、本校の特色ある教育活動の一つとして進めています。 今回から、生徒はすべてを見学するのではなく、地域の方に教わりながら自分の担当を実践できたことで当事者意識が芽生えたように感じます。 また、地域の方とのふれあいも生徒にとって貴重な体験となりました。 事後学習では学んだことを互いに発表しあい実践できなかった担当について情報を共有しあうことでより理解が深められました。 地域の方にも発表を見ていただき、お褒めの言葉をいただいたことで生徒たちの自信につながっています。 地域の皆様に育てていただき、これからも地域とともに歩む学校として防災教育を進めてまいります。 上祖師谷中学校 副校長 毛利 慎治 3年ぶりにトライアングルフェスタを開催! 11月13日(日)に「第28回トライアングルフェスタ」を開催しました。 当日は感染症対策として、チケット制を導入して、参加者には受付で検温を済ませてから遊んでもらいました。 今年は飲食の出店がなく、集客を心配していましたが、大勢の方が来場し、賑やかなお祭りとなりました。 青少年上祖師谷地区委員会、ぱる児童館、上智大学祖師谷国際交流会館と3つの祭りで「トライアングルフェスタ」と呼ばれています。 今年度初めて参加する中学生たちが地域の大人たちと一緒になり、ゲームコーナー、PRコーナー、販売コーナーなどイベントを盛り上げ、コロナ前に戻ってきたことが収穫でした。 2年後には30回目を迎えることから、諸先輩たちが築き上げてきた「トライアングルフェスタ」を次の世代に受け継いでゆくことが目標です。 実行委員会 委員長 内藤 公 【中学生からのコメント】 当日はたくさんのお客さんが遊びに来てくれて、ゲームを楽しんでもらえて嬉しかった。 混雑した時の対応が不十分になってしまうなど反省点はあったが、いろんな人と関われてよかった。 【委員からのコメント】 普段、小さい子どもと関わる機会がないので、たくさんの子どもたちと触れ合えて楽しかった。 編集委員(五十音順) 鈴木武夫(上祖師谷)、田谷野靜子(上祖師谷)、福田佐智子(粕谷) ▲「わきみず」は上祖師谷まちづくりセンターのほか粕谷区民センターや粕谷・上祖師谷地区内の児童館などで配布しています。お問い合わせは上祖師谷まちづくりセンター(電話03−3305−8611)まで。