わきみず 粕谷・上祖師谷地域しんぶん 発行号:第119号 発行日:2023年(令和5年)1月(年2回発行) 発行者:上祖師谷地区ミニコミ編集委員会 事務局:上祖師谷まちづくりセンター 電話番号 03-3305-8611 ファクシミリ 03-5384-7196 上祖師谷地区ビジョン 音楽と花と文学と笑顔があふれるまち粕谷・上祖師谷 NPO法人 芦花公園花の丘友の会 田P裕水さんにインタビューしました! Q.花の丘設立のきっかけは? A.現在、花の丘がある場所は約30年前に、80軒ほど住宅がありました。 しかし、これらの住宅が次々と立ち退きをしたので、不思議に思い、東京都に問い合わせると、樹林公園にする計画であるとのことでした。 緑ばかりで暗いよりかは、花のある明るい公園にしたいという思いがあり、この思いに賛同する町会や商店街の地域住民を集め、東京都に要望書を出したことから活動が始まりました。 花の丘の活動についてお聞きしました。 高遠小彼岸桜の並木 桜の名所にしたいという思いから、東京都の職員が日本各地を回り、長野県高遠町の「タカトウコヒガンザクラ」を見つけました。 この桜は門外不出で、高遠町以外に新宿御苑や皇居に数本あるくらいの貴重な品種です。 平成9年3月、蘆花恒春園花の丘に15本寄贈されました。 自然観察資料館 自然観察資料館は、子どもたちの「勉強できる場所が欲しい」という要望により作りました。 この資料館は子どもたちが図鑑などを使って勉強できる場所です。 このログハウスの建物は、材料の調達等を田Pさんを中心とした花の丘友の会が行い、組み立てはここで勉強したい地域の子どもたちや保護者の協力により建てられました。 トンボ池 トンボ池ができたきっかけは、秋にたくさんの赤トンボが花の丘に訪れ、近所の小学生たちが「このトンボたちはどこから来るの?」「遠くから飛んでくるのはかわいそう」などの会話から生まれました。 トンボ池とはトンボが卵を産んでヤゴからトンボに成長するまで過ごせる場所です。 トンボ池では現在、外来種のザリガニがトンボのヤゴを食べてしまうことに頭を悩ませています。そのため、駆除の意味も含め、不定期で近くにいる子どもたちに呼びかけ、ザリガニ釣りを行っています。 Q.今後についての抱負は? A.現在、花壇の整備などの活動をしている中で、興味を持つ方や協力したいという方がたくさんご参加くださり、皆さんのご協力のおかげでにぎやかに活動ができています。 今後は、「ホタルのせせらぎ」の場所を新たに作っていきたいと思っています。 花の丘では毎月第1日曜日にイベントを行っています。 ※コロナ禍の現在は中止。 2月 もちつき大会   3月 なのはなまつり 4月 さくらまつり   6月 あじさいまつり 7月 七夕まつり    9月 ひまわりまつり 10月 やきいもまつり 11月 ハロウィン 12月 クリスマス   (1、5、8月はお休み)